お客様は神様です。 6 (なんてことない非日常・ユンまんまさん )
「予約していた、敦賀です」
「予約していた、敦賀です」
「おはよう、最上さん」
やがて忙しい二人の日々が駆け抜けて……。
※先日のパリ旅行からの妄想です。(ちょうどパリコレも開催中だったので)
ホテルを拠点に動き、現地の写真とともに…
(3/19 第一話を当企画BLOGから修正し、頂いたコメントと共にこちらに移動)
このホテルでは披露宴をするが、直ぐにはハネムーンに行けない二人が一泊する予定になっていた。
次の日もどうしても抜けられない日にちの仕事が夕方にはある。忙しすぎる二人にはほんの一時の休息だ。
ハニームーン代わりにデラックスなスウィートルームで、僅かな蜜時を過ごせるようにと配慮はされていた。そしてどこかロマンチックな装いの部屋に、キョーコでなくても心が躍る部屋だと訊いた。
呼び出しがない限りは二人だけの時間になるようにと言うことだ。
だが今日はその時の為に楽しみは取っておくことにして、別の部屋のスウィートルームへの宿泊だった。